実家が新型コロナウイルスに感染したらどうなった?な話

健康

まさか身内にコロナ感染者が出るなんて!

知り合いの知り合いがコロナ感染者になったであるとか、会社や学校でコロナ感染者が出たという話が聞こえてきたこの頃でしたが、まさか身内にコロナ感染者が出るなんて。。。新型コロナウイルスは自分の足元まで近づいていました。もう対岸の火事ではなくなりました。

こないだの週末には実家に立ち寄れなかったから、今度の三連休には子供を連れて実家に顔を出そうかと思っていた矢先の出来事でした。

 

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家族からLINEに緊急連絡がはいる

そんなに頻度高く実家とのやりとりはしていなかったのですが、そんなおり、一通のLINEが。1行目から「悪いお知らせです」という不安な文面。

もともと父が心臓疾患をかかえているので、もしや?と思ったら、それではなくて一安心。でも、文面を読み進めると実はやばい内容でした。。。

「父の発熱に加えて、私も発熱し、二人で病院に行ったところ、即入院ということになった。」

即入院!そくにゅういん!ソクニュウイン!

こういうときは、有無をいわさず入院になるのですね。まあ、コロナに限らず、入院措置が必要な時は即入院という話は聞いたことがありますが、今回は実家に住んでいる父も母も同時に入院ということになって、患者に寄り添って動ける人がいない状態です。そういうことで白羽の矢がたったのが、彼らの子供である私でした。

実家に荷物を取りに行くことに

緊急入院となったことで、なにも入院の準備をしていない & 家の戸締りもしてこなかったとのこと。

そこで急遽頼まれたのが、家の戸締りと、入院中の着替えなどを取りに帰ってくることでした。お安い御用と請け負ってみたものの、それは「新型コロナウイルスが蔓延しているかもしれないところに入っていく」ということを意味していました。

希望されたものリスト
  • 下着4日分
  • パジャマ
  • タオル
  • 箱マスク
  • 携帯の充電器
  • 歯ブラシ、歯磨き粉
  • 入れ歯洗浄剤
  • 保湿クリーム

侵入

まず、接触感染防止のための「ゴム手袋」と「ポリ袋」と思い、コンビニへ。

この2つと、薬局で消毒スプレーを購入して実家に向かいます。

(ちなみに、薬局では、ゴム手袋じゃなく、ビニール手袋も売ってたので、こちらもおすすめかも)

ゴム手袋をはめ、両足はポリ袋で包み(歩きにくいけど)、いざ実家に侵入です。口には、もちろん普段からしているマスクも常備。すべて使い捨て想定です。家の外には、そうした使い捨てを入れるポリ袋を1枚広げて用意しておきました。

まず長期に家をあけることになるので、最優先の給湯器がオフになっているのをチェック。戸締りもチェックです。

次に、衣服の掘り出しですが、どこになにがあるのかよくわからない……
LINEで画像のやり取りをしながら、探し当てました。

(おかげで携帯も消毒スプレー散布対象に)

必要なものをポリ袋に詰めていきます。

完全に入れ終わったら、ポリ袋の口を縛ります。

最後に、家のドアにカギをかけ、手袋、足に使ったポリ袋、マスクをゴミ袋用ポリ袋に入れて口を縛ります。

荷物が入ったポリ袋を病院に届けて、無事任務完了です。。。とはいきません。

帰宅後に自宅でやったこと

自宅に新型コロナウイルスを持って帰るわけにはいかないので、まずゴム手袋が入ったポリ袋をゴミ捨て場に処分です(中身があけられないことを祈るばかり)。

帰宅後、自分自身は、すぐに洗濯機に直行。着ているものをすべて洗濯機の中につっこみ、選択開始。自分自身はそのままお風呂に直行、全身を洗い流します。

自分自身としては、これで完璧……と思うのですが、それでも不安はぬぐえません。自分が感染したらどうしよう、それよりも自分から家族に感染をさせてしまったらどうしよう……

いっそ自分だけホテルに泊まろうかとも思いましたが。

 

保健所に相談の連絡

不安な一夜を過ごした後、翌日の朝一番に保健所に電話で連絡をとりました。自分がとった様々な対策も話しました。

保健所の窓口の方の気にしていた点は、

・その前に実家に戻ったのはいつだったか

・両親と直接の接触があったのか、なかったのか

というところでした。つまり、保健所としては、濃厚接触があったかなかったかがポイントで、濃厚接触に該当しなければ、結論としては日常生活を続けてもらって問題ないということでした。

これでようやく一安心……という感じではありました。

まとめ

2020年11月現在、1日の国内感染者数は史上最多を更新し、感染拡大待ったなしの状況です。今年の初めと比べて、知り合いの知り合いがコロナにかかったというような話を耳にすることも多くなってきたのではないでしょうか?

新型コロナウイルスは身近に迫っていると思います。これを読まれている方も身近な人や自分自身が、いつ何時、感染するかもしれません。

自分の対応があっていたかどうかは正直わかりませんが、ひとつの参考にしていただけるとありがたいなと思い、共有させていただきました。