【ビギナー向け】人生100年時代の50代からのお金の勉強の手始め

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~人生100年時代にむけて~

人生100年時代というキーワードを聞くようになりました。

実際には、女性の平均寿命が87歳、男性が81歳なんで、100歳は言い過ぎかもしれませんが、昭和の時代から考えると、医療の進歩はすごいので、みなさんが100歳まで生きることも、あり得る時代になってきたと思います!

 

たしかにこちらの統計グラフを見ると、どんどん平均寿命が延びていることがわかります。

第22回生命表(完全生命表)の概況|厚生労働省
第22回生命表(完全生命表)の概況について紹介しています。

厚生労働省のホームページに載っているグラフです。

日本は世界の中でも寿命が一番長い、と昔から聞いていて、日本人が食べている和食が体に良いのではないか?など、日本人の寿命が長い理由はいろいろと語られてきましたが、食事の欧米化が進んだ今でも、日本人はまだまだ世界の中では寿命No.1をキープしているようです。

(ちなみに、アメリカ合衆国は低いですね……食べ物の話なのか、貧富の差が激しいという話も聞くので、そういうことが影響しているのでしょうか?)

 

さて、こうなってくると、50歳という年齢も、人生道半ばという感じに見えてきます。

 

チビ
チビ

100歳の半分だものね

 

なぜ50歳でお金のことを考えるべきなの?

50歳ごろから、お金の環境が変わっていく、いくつかの理由があるんです。

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理由その1:収入が増えなくなる

こちらは、厚生労働省の賃金構造基本統計調査というデータのグラフです。

このグラフを見てわかるのは、50歳くらいになるとグラフが横ばい、さらには下がっていくことがわかると思います。

40代までは、年齢を重ねていくことで、収入が上がっていくことが普通なのですが、50代になると収入の転換点がやってきます!

これまでとは勝手が変わって、期待していた給料の増加分がなくなることも覚悟しなければなりません。

理由その2:大きな支出が増えがち

50代ともなると、お子さんがおられる方は高校や大学に入学、大きな出費になる時期です。特に大学は国立大学で約500万円、私立大学では約800万円かかるといわれています。

 

また、親の年齢が70~80歳ということになってきます。それまで元気だった両親が突然倒れ、介護費用がかかるケースも珍しくない話になってきます。介護費用は、平均でざっと400万円と言われています。

 

子供が小さいころにローンを組んで購入したマイホームにリフォームが必要になったり、子供が結婚するということになれば、結婚費用も出ていきます。

 

意外と、これまで予想をしていなかったお金が出ていくのが50代以降なんです。

 

50歳以降の収入と支出をイメージしておきましょう

50歳以降の収入は、おおまかにいうと4つあります!

  • 公的な制度
  • 公的年金
  • 退職金
  • お給料

 

チビ
チビ

いろいろあるね

これまでは「お給料」しかなかったわけですが、それ以外にもいろいろとあるわけです。

分かりやすいのは退職したときにもらえる「退職金」です。退職したときに一気にドカンともらえるイメージがありますが、受け取り方法や税金のかかり方などがいろいろパターンがあるんです。

公的年金も「厚生年金」「国民年金」等の種類があり、ケースバイケースでいろんなパターンがあります。

50歳以降の支出は、おおまかに2種類で考えます

支出の考え方はざっくりと2種類です。

  • 人生の出来事にかかる単発的なお金
  • 日々の生活費

です。

前者は、先ほどにも例をあげましたが、子供の教育費や親の介護費用のようなものが代表的なものです。一時期にドカッとかかってきます。

後者は、生きている限り、ずっとかかっていくものですが、ここにも注意が必要です。

老後はつつましく生きるから、生活費はそんなにかからないというイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、データによると、生活費ってイメージしているよりあまり減らないようなんです

総務省統計局のデータによると

50代 34万円
60代 28万円
70代 24万円

という感じで、減ってはいるものの、収入が減る割には、大きく減らせられない部分であることがわかると思います。

 

まとめ

50歳を超えると、収入と支出が大きく変わってくる!ので、前もってちゃんと勉強して、対策を考えていきましょう!

このサイトでいろいろとお役に立てる情報を提供していければと思っています!