【疑惑】大阪泉佐野市のふるさと納税「Amazonギフト券 100億円還元」ぼったくりでは?と話題に

おすすめ情報

ふるさと納税界隈では、大阪泉佐野市が発表した

「Amazonギフト券 100億円還元」

キャンペーンが話題となっています。

ご存知でしたか?

100億円という数字がインパクトありますね。

 

ふるさと納税で、Amazonギフト券がもらえるなんてお得!という声と、なんでふるさとの名産品でもなんでもないアマゾンのギフト券がついてくるの?という疑問の声があって、賛否両論の状況です。

もともと総務省は、ふるさと納税の返礼品として、ギフト券はNGという通達を出して、各自治体もギフト券をとりやめている状況ですが、こちらの泉佐野市の場合は、普通に返礼品で申し込むと「Amazonギフト券もついてくる」という新しいやり方で、これがOKなのかNGなのか?というところも論点になっているところです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

でも、ちょっとまって!

これって美味しいかも?!と思ったアナタ。ちょっと待ってください。うまい話にはなにか裏があるかもしれません。

いろいろと調べていくと、このキャンペーンを利用するかしないかで、同じ返礼品に支払う額が変わってくるということが判明しました。

楽天ふるさと納税を使うと7000円だけですむところが、キャンペーンを利用するのに必要な泉佐野市のサイトを使うと10500円かかり、仮に返礼品で2100円分のAmazonギフト券が返ってきたとしても、8400円支払うことになるわけなので、楽天ふるさと納税を使って、残りの3500円を自分で自由に使ったほうが良いじゃない?!という話です。

こちらのイクラの例で言えば、15000円の申し込みで、Amazonギフト券3000円分が返ってくるわけですが、結局、実質12000円の支払いになるので、だったら、さとふるのサイトからの申し込みで10000円のほうがお得なのでは?という話です。

 

つまり、キャンペーンを適用するには泉佐野市の直販サイトを利用すると、他のサイトよりも高い寄付金を払う必要があるということなんですね。

 

 

泉佐野市にとっては、10000円もらうよりも、15000円もらって、20%還元としても3000円のAmazonギフト券を返せば、実質的には同じ返礼品を返しているのにも関わらず、直販サイトのほうが2000円儲かる!という仕組みになっています。なんという商売上手!

スポンサーリンク

とはいえ、こんな意見も

これもまた一理。

結局のところ「物」としてもらえるものと、「いろんなものに使える金券」としてもらえるというのでは、価値が大きく変わってくるというか。

 

ふるさと納税は、節税ができるというところ=実質的に2000円しか使わないで、返礼品がもらえるというところがミソというかポイントなわけです。

 

ですから、自分が払える節税枠のなかで、金額にかかわらず最大限のリターンが狙えればそれで良いわけです。

つまり、さきほどの15000円のイクラの例で言えば、

  • キャンペーンを利用して、イクラと3000円のAmazonギフト券をもらう
  • キャンペーンを利用しないで、10000円の寄付金でイクラをもらい、残りの5000円もふるさと納税に使って、自分にとって3000円分のAmazonギフト券よりも価値が高いと思う別の返礼品をもらう

と考えて、どちらが自分にとって得かを考えてみてはどうでしょうか?

 

Amazonギフト券のほうが、まあいろいろな使い道はありますよね。もともと、ふるさと納税でAmazonギフト券自体を扱っていた自治体も、静岡県小山町など、2018年はあったのですが、総務省の通達によりなくなってしまいました。Amazonギフト券狙いの方にとっては、今回のキャンペーンは魅力的に映るのではないでしょうか?

 

泉佐野市にこだわらない人は、こちらに楽天ふるさと納税の高評価の返礼品をまとめた記事を書きました。ご興味あれば、ぜひご覧になってください!

【美味!】楽天ふるさと納税の「高評価返礼品」5選!まよったらこれ!
ふるさと納税、ここまでポピュラーになったら、当然やってますよね? えっ?やってない? もし、あなたが税金をまったく払っていないのであれば、たしかに意味はないですが、税金を払っているとしたら、ふるさと納税はやらない手はないですよ!...